西递景区

世界文化遺産――県西逓村は、黄山旅行コースの1粒のきらきら光る明珠である。安徽省南部に位置して、県県政府のある町の東9キロメートル、北は黄山を枕にして、南は白岳を見渡し、東は中国歴史名城古歙を隣にし、西の九華山、太平湖に通る。黄山の門からただ38キロメートル、黄山空港から離れて54キロメートル、県駅からただ10キロメートル、交通は非常に便利である。

西逓は元々西川、また西溪と呼ばれていた。これは村の中に三本の小川が東から西へ流れていることから付いた名前である。また徽州府の西に位置して、昔“鋪逓所(郵便局、便箋を渡す「逓」所という意味)”を設けられたことがあるため、西逓に改名した。西逓は北宋皇佑年間に造られて、今まで、すでに960年あまりの歴史を持って、村の平面は船型を呈して、16ヘクタールを占めている。ここは峰々が連綿と続いて、風光明媚で、現在依然として明清の民居の300数軒を保留して、その中に古風質朴で完備しているのは124軒、“桃源郷の家”とも言われている。
ここは古風で質朴な典雅を持ち、歴史の深い村である。古い徽州の巧みで完璧な“煉瓦、木、石”という三つの彫刻芸術もあって、濃厚な内包の人文景観もある。これによって造詣が深い徽州地域文化の著しい特徴を表した。今、整理が終わって観光できる所は、凌雲閣、胡文光刺史牌楼、瑞玉庭、桃李園、東園、西園、大夫弟、敬愛堂、履福堂、青雲軒、膺福堂、篤敬堂、仰高堂、尚徳堂、枕石小筑、惇仁堂、追慕堂など古い民居建築である。


 

多年にわたり 「私たちはやっと中国古代と現代歴史の繋がりを見つけた」、「西逓は古い民居建築の宝庫」、「人類古代文明の証、伝統的な建築の典型、人と自然を結びつける誇り」など西逓は多くの専門家や学者に誉められている。